食品の値上げも恒常化し、だんだん感覚が麻痺してきました。
その中では野菜は値上がり幅が大きくなく、やりくりで工夫できる余地があります。
でもカボチャの高値がずっと続いていて、使いたくても使えないくらいの高値です。国産がこれから入ってきて安くなるのかなと期待しつつ、今年はたくさん作ってみようと思って苗を育てています。
赤皮カボチャとメルヘンの二種類、八王子の畑に植える予定。
ここのところ自宅に戻らない日が続くことがあり、久しぶりに青梅に戻ると、当然ながら景色の移り変わりがとても早い。
周りの山々は花紅柳緑の春色から、すっかり緑一色ですが、
庭の春の名残の花々はまだ綺麗に咲いています。
キンセンカのビタミンカラーが元気をくれます。
金糸梅の赤い実が鮮やかです。
お隣さんから種をいただいて、土があるところに無造作に撒いた「オルレア」。
すごい生命力でコンクリートの隙間にほんの少しでも土があれば、そこから株が上がってきます。
先週はぽちぽち咲き始めていましたが、一週間たったら満開でした。
オルレアの英名は「ホワイトレースフラワー」。
同じセリ科の花で切り花のレースフラワーを花屋さんで見かけますが、それとは種類が違うもの。
花の形が特徴があって目を惹きます。バラの足元によく植えられてるみたいです。
ムシトリナデシコや花菱草の色も引き立って見えます。
大きさは違いますが、庭で4月に咲いていたイベリスの花にちょっと似ている感じです。
春はセリ葉系の草花が庭には多いのですが、最近では葉と草姿で見分けられるようになりました。
せっかく種をまいたレースフラワーを抜いてしまってはいけませんから。。
セリバヒエンソウは薄紫のかわいい花が咲きます。
オヤブジラミは実がなるまでに抜いておかないと、庭を歩かせる時に愛犬こっちゃんが被害を被ります。
いわゆる「ひっつきもっつき」です。セリバヒエンソウの近くに生えているので最初はその種だと勘違いしてました。
すぐに見分けがつく小花が咲いたタイミングで抜いておきます。
これはセリ葉っぽいけど、ケシ科のムラサキケマン。紫の花が咲きます。
4月初旬頃のオルレア。上の花が咲いた写真と同じ場所。葉はニンジン葉に似ています。他の雑草が出てくるすきを与えずびっしり埋まって、とにかくその生命力に脱帽するばかり。
今はこんな綺麗に咲いて、ハナムグリやアカスジカメムシなどが寄ってきていました。
虫たちも次第に姿を現してきていて、ムクゲの葉には模様が面白いラミーカミキリが留まっていました。
裏庭に回ってみると、ユキノシタの花が満開です。
山椒がところどころに生えているのですが、裏庭の木には実がついていました。佃煮にするほどの量は取れそうにないですが。。
この時期、草丈が伸びるのが早い。。帰る度に刈払機を動かしています。
あ、そう言えばメダカの赤ちゃんが生まれてました!今のところ確認できたのは2匹ですが、これからもっと増えていきそうです。